迷子のお呼び出しデビュー

実は我が家には座卓というかローテーブルがなくて、それは結婚以来一度も持った事がないんだけれど、あればいいなと思いつつ、部屋が狭くなるしねーとか言ってないまま済ませてきたのです。
が、さすがにいおがお友だちと行き来するようになると、遊びに来てもらったとき、オトナはダイニングでいいけどコドモが落ち着く場所がないのです。おやつを出しても座る場所がないので、みんなそれぞれのおかあさんの膝の上。それもさすがにしんどいでしょうということで、とうとう購入を決意。普段はいらないから折りたたみ式希望。一応地元で何件か見たけど、趣味と価格が折り合わなくて。そんな時はメガマーックス

一応コレ!という物が見つかって、でもビビビときたわけではなくて「コレが一番いいかなぁ」という程度の物だったので、即決はせず、斜向かいのジョイホも見ておこうということになって、一度店を出ました。

パパとママがお買い物に忙しい中、広い店内で遊びたくて全然言うことを聞かないいお。「こっちおいで」と言っても、逆に「こっちきてよー」とか、とにかく買い物のジャマだったのです。
で、ついつい目を離してしまったのが悪かったんだけど、パパ曰く、展示品で遊びながら「ここで待ってる」と言うのを信じて「動くなよ」と言い残して、離れちゃったそうなんです。ワタシはダンナと別行動していたんだけど、合流したときにいおが遠くに見えたので「おいでー!」と呼んだら、ダンナが「あそこで待ってるって」と言ったので「そっかー」とあっさり納得しまい、それ以上連れ戻そうとしなかった。もう今思うと、バカじゃん自分!というかんじ。

で、しばらくして元の場所に迎えに行ったら、いおがいない!
二人で焦って店内を探し回ったけど、どこにもいない!千葉NTのジョイホ、広いんです。どこまで探していいかわかんないくらい。
あのいおが泣かないなんておかしい、泣いたら絶対聞こえるはずなのに!



すると天の声。
「4歳の女の子をお預かりしております」

キター!お呼び出しキター!
サービスカウンターってどこよ、焦って合い鍵を作ってるカウンターに行っちゃったりして、見つかる前より動揺。店員さんに聞いたら「目の前のあちらです」と指さして言われるし。
カウンタースペース広すぎて、どこに声かけたらいいのか迷う。とりあえず一番はじっこに声かける。じつは反対側の一番はじっこにいた。
サービスカウンターの端から端まで歩くのがやたら長く感じた。やっと会えたいおは、意外にも泣いてなかった。不安そうな顔でちょっと涙目だったけど。
カウンターから出てくるなり、堰を切ったように号泣。よっぽど不安だったんだろうな・・・ごめんね。

あとで聞いたら、知らないおばあさんが手を引いてカウンターまで連れて行ってくれたらしい。ずっと「いおは泣き声がばかでかいから、迷子になってもすぐわかるね」なんて言ってたのが、まったく無意味でした。もしかして怖すぎると声も出なくて泣けないのかも。
やっぱ目をはなしちゃダメだよね。いつもの近所のスーパーの感覚でした・・・。

落ち着いてから「ゆうくんとこうちゃんのままにはいわないでね!」と何度も念押しされました。「こわいから、ぜったいにいわないでね」って。だからもちろんじじばばにも言ってはいけないのです。思い出すと怖くて泣いちゃうのです。いつかオトナになって「こんなことがあったのよ」と言えるときまで、知っていることは内密に願います。

Posted by ayacchi | Category: おでかけ | 0 comments | 0 trackback


CALENDAR
<< July 2006 >>
SunMonTueWedThuFriSat
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
Profile&Memo
New Entries
Categories
Recent Comments
Recent Trackbacks
Archives
Other