2004.11.30 Tuesday
こころの成長
その子のママが気さくな人で、先に話しかけてくれたのですが、すごく会話が弾んで楽しかった!お互い敬語は崩さないながらも、初対面とは思えない感じで、かなりうれしかった。
なんでも1週間前に横浜からご主人の転勤でコチラに引っ越してきたばかりで、お嬢さんは4歳で年中さんなんだけど、3学期から幼稚園に転入したくて探しているものの、家の中がまだ片付いてなくて具体的な行動に出られていない、とのこと。いおりんが来年から幼稚園なので、私がそれなりに近辺の幼稚園事情に詳しく聞かれたことに応えられたので、すごく盛り上がりました。
いおりんとおねぇちゃんは、ほうっておいても平気なくらい仲良く遊べていたので、しばし子供のことを忘れていたかも今まで公園などで、いおりんから目を離してよそのお母さんと話し込んだことなどなかったかも。
ところが、おねぇちゃんが「これのりたい」と、いおりんの自転車を指差したところから事態が一変
「だめ!これいーたんのだから!」と、乗るわけでもないのにハンドルを奪い、そのまま引いて歩きだしたのです。
おねぇちゃんに貸してあげて、と言っても「イヤ!」そしてうろうろぐるぐると、自転車を引いて歩き回るのみ。待っててね、かわりばんこで貸してあげるね、と言ったものの、いおりんは遥か遠く公園の隅に行ってしまい、呼んでも「これいーたんの!」と、でかい声でキレる始末
そのうちおねぇちゃんはママに抱きついて泣き出してしまいました
ごめんねぇ、けちんぼだよねぇ。ママが「気にしないで」と言ってくれても、私としては情けなーくなってしまいました。
でもさすが年中さん、いつまでもめそめそしていません。すぐに気持ちを切り替えて別の遊びをはじめてくれてほっとしました。ところがいおりん、いつまでたっても帰ってこないのです。こっちにおいでと声をかけても「いーたんの!」そしてぐるぐる。せめて乗ってこいでいるなら遊んでいるのね、と思えるのですが、ひたすら引いているだけなのです。・・・いつまでそんなことを。おねぇちゃんはもう自転車なんかどうでもいいってのに。
そのうちいつもの小学生のおねぇちゃんがやってきて、また遊んでくれました。ただし、いおりんではなく年中さんと。だって、いおりん戻ってこないんだもん。すると、自分のダイスキなおねぇちゃんが別の子と遊んでいるのが気になったのか、じわじわと近寄ってきました。自転車は放さないまま、ちらちらと二人の方を見ては、またぐるぐる。
結局いおりんが歩み寄った頃には年中さんは帰ることになってしまいました。そしてなんと!「いっしょにあそんでくれて、ありがとうございました(ペコリ)」そしてママとさわやかに手を振って公園を出て行きました。あぁ、なんてすてき!それなのに、いおりんたら意地悪でごめんなさいねぇ。また会えたらあそんでねぇ。すると、
「いーたんもいく!」いまさら帰っていくおねぇちゃんを追いかけようとしてるじゃないですか!だったらなんではやく戻ってこなかったのよ!
ちょっぴりフクザツなお年頃、なのね
Posted by ayacchi | Category: 育児あれこれ > おそとであそぼ | 0 comments | 0 trackback