だいたいこんなかんじ。

おにぎりの海苔とは、彼女にとって「手を汚さないためのもの」でしかないようです。

まるで、フタの裏についたアイスをなめるがごとく上手にご飯だけを食べ、ふやけた海苔だけを残すのです。
以前、手づかみ食べの時期には、海苔はかみ切れないだろうとそのまま与えていたのですが、ある時期から自分の手が汚れるのを嫌がり、おにぎりを全く食べなくなってしまったのです。

でも、おにぎり自体は好きなようで、そのうち海苔を巻いてあげるようになってからは、自分から要求するように。キッチンの引き出しから海苔の袋を出してきて「おーぎ、おーぎ」と。
でも、なぜかいつも海苔だけ残す。そうか、そういうことか。それにしても、いちいち手につく海苔のカスがとれないと大騒ぎするのはやめてくれ。

最近は手が汚れそうなものは「あーん」と口を開けて「食べさせて」のポーズ。
でもフォークやスプーンはすごく上手に使えるのです。