ワタシ虫がダイキライ。ダイキライというコトバでは足りないな。でももし男の子のおかあさんになっていたら、苦手な虫も大丈夫な人になっていたのかな。
・・・って考えるけど、やっぱりあり得ない。だって現実としてワタシは女の子のおかあさんだから。
女の子だってやんちゃな子はいるだろうし、男の子だっておとなしい子はいるだろうし、性別で分けて考えるのではなくその子の個性としてみなくてはいけないのはわかっているけど、やっぱり性別による傾向というかあると思う。
そしていおりんは ”おんなのこらしい”と思う。
これだけ毎日男の子に虫を見せられても、ちっとも興味を示そうとしない。好きになられても困るからありがたいんだけど。
毎日毎日飽きもせず虫を集めるおともだち。バスを降りてくると、必ず手にはビニール袋を持っていて、中には見たこともないいろんなモノがごにょごにょとうごめいている。幼稚園からも「虫捕りや花摘みをしますので、
できればビニール袋に記名してお持たせください」とお手紙で言われているんだけど、「じゃウチは
できません」という拒否の気持ちを込めて一度も持たせたことないんです。何にも言われないからこれからだって持たせないよ。
自然とのふれあいっていうの?せっかくの機会に親がこんなんじゃダメかもって思うんだけど・・・やっぱりダメ。
男の子たちは毎日必ずビニールをお持ち帰り。 なんだか今日のは特にすごくって、土や枯れ葉と一緒に大量かつ数種の虫たちが。ナンデスカソレハ、ミタコトナインデスケド
ママたちもさすがに家に上がる前には、エントランスの植え込みに捨てさせているんだけど、それが毎日だからね、数が多いからね。見ている間にも植え込みから這い出てその辺に広がっていく。ぎゃーん
最近はバスを降りてからもしばらくはみんなと一緒にいるものの、一緒に遊ぶという感じではなくなってきている。いおりんは電車ごっことかかくれんぼとかしたいみたいで自分から誘ってるんだけど、のってきてくれない男の子たちにガッカリしているみたいで。「もうかえろうよー」と言ってつまらなそう。でも自分だけ先に帰るのはイヤみたいで、なんだかんだ言いながらその場には残るんだけど・・・今日はいおりんもブチ切れたみたいでみんなの方に向かって「
かえるよ!」って叫んでいたよ。