2012.02.17 Friday
二分の一成人式
小学校で、毎年ふれあい授業というものがあります。親子参加で、イベントっぽいことをするのです。
4年生は、二分の一成人式。10歳のお祝いです。
一人ずつ時間をかけて、生まれてから今日までの自分の生い立ちを家族に取材して、「おいたちの記」という本を作りました。我が家は、ブログのおかげで、忘れちゃうような細かいことまでバッチリ記録されているので、本人に「小さいときはこんなんだったよ」と教えてやるにはいい機会でした。
ただし、サンタさん関連をはじめとして、大人の事情が絡むことも多々書いてあるので、好きに読ませるわけにはいかず、おもしろそうなところを抜粋してやる作業が必要でしたが。
当日は、お茶とお菓子がでて、親子交えて歓談しながら、家庭から集めた赤ちゃん時代の写真をスライドショーで流すという時間がありました。
面影が残っている子もいれば、がらっと変わってしまった子などいろいろでしたが、いおの時には「いおりだー!」とあちこちから声が上がり爆笑が。面影どころか、まんまなので、バカ受けでした。
親代表がお手紙を読むとき、俺様な子の親が「人に迷惑かけちゃダメ、人は一人じゃ生きていけない、みんなと仲良く」的なことを言いだし、いおはその子にさんざん泣かされて、けがをさせられたこともあったので、「・・・何のアピールだよ[21]」と冷めた感じで聞いていたのですが、実際その子の親が代表になったのは、学校側の配慮だったんじゃないかなぁと、勝手に思っております。わかりませんけどね。でも申し訳ないけど、「あの子のお母さんも悩んでいるのね」などと同情的な気持ちにはなれませんでした。
もう一人、支援級の子のお母さんのお手紙。
こちらはねぇ、もうみんな目頭おさえて聞いていた。
いおが健常であることに感謝しなくてはいけない。腹がたつことばかりだけど、そんなことはとるに足りない、その時は本当にそんな風に思うんだ。
けど、やっぱりそうじゃない。当たり前が当たり前じゃないことに感謝しつつ、やっぱり上を目指してほしい、と堂々巡りな感じになる。
何はともあれ、二分の一成人、おめでとう。
4年生は、二分の一成人式。10歳のお祝いです。
一人ずつ時間をかけて、生まれてから今日までの自分の生い立ちを家族に取材して、「おいたちの記」という本を作りました。我が家は、ブログのおかげで、忘れちゃうような細かいことまでバッチリ記録されているので、本人に「小さいときはこんなんだったよ」と教えてやるにはいい機会でした。
ただし、サンタさん関連をはじめとして、大人の事情が絡むことも多々書いてあるので、好きに読ませるわけにはいかず、おもしろそうなところを抜粋してやる作業が必要でしたが。
当日は、お茶とお菓子がでて、親子交えて歓談しながら、家庭から集めた赤ちゃん時代の写真をスライドショーで流すという時間がありました。
面影が残っている子もいれば、がらっと変わってしまった子などいろいろでしたが、いおの時には「いおりだー!」とあちこちから声が上がり爆笑が。面影どころか、まんまなので、バカ受けでした。
親代表がお手紙を読むとき、俺様な子の親が「人に迷惑かけちゃダメ、人は一人じゃ生きていけない、みんなと仲良く」的なことを言いだし、いおはその子にさんざん泣かされて、けがをさせられたこともあったので、「・・・何のアピールだよ[21]」と冷めた感じで聞いていたのですが、実際その子の親が代表になったのは、学校側の配慮だったんじゃないかなぁと、勝手に思っております。わかりませんけどね。でも申し訳ないけど、「あの子のお母さんも悩んでいるのね」などと同情的な気持ちにはなれませんでした。
もう一人、支援級の子のお母さんのお手紙。
こちらはねぇ、もうみんな目頭おさえて聞いていた。
いおが健常であることに感謝しなくてはいけない。腹がたつことばかりだけど、そんなことはとるに足りない、その時は本当にそんな風に思うんだ。
けど、やっぱりそうじゃない。当たり前が当たり前じゃないことに感謝しつつ、やっぱり上を目指してほしい、と堂々巡りな感じになる。
何はともあれ、二分の一成人、おめでとう。
Posted by ayacchi | Category: 小学校 > 4年生 | 2 comments | 0 trackback